手足の骨が変?爪が変な形になる?高校生が書く、爪下外骨腫になって手術した話
私は、今までに骨が折れたことも捻挫したこともなく、体が頑丈で通してきましたが、初めて入院して、手術までした、爪下外骨腫について書いていきたいと思います。
爪下外骨腫について
始めに、爪下外骨腫という病気について、書いていきたいと思います。
爪下外骨腫とは、簡単に言うと足や手の爪付近の骨に、余計な骨があり、それが原因で、爪の変形や患部が痛むなどの症状があります。
男女別では女性に多いとされています。先天的なものと後天的なものがありますが、原因はあまりはっきりと分かっていません。もともとは正常な骨からのびる、害のない腫瘍で、ほかの場所に転移することはなく、一般的な生活で、気になることはないです。主に親指で発生することが多く、自然治癒は見込めませんが、再発のリスクは低いとされています。
しかし、見栄えを気にする場合や、激しい運動をする際に、当たったり擦れたりすることで、痛みの原因になってしまう場合(私は運動部に所属しており、このパターンに当てはまりました)があります。
そのような場合は、手術で摘出することが、望ましいとされています。
自分が爪下外骨腫だと分かったわけ
次に、なぜ自分が爪下外骨腫だと分かったのかについて書きます。
私は、中学高校通して運動部に所属していましたが、高校からバドミントンという、足を酷使する競技に移ったからでしょうか。何やら薬指が痛み始めました。最初のうちは、「爪が長いせいだろうか」や、「靴が合わないのだろうか」と考えていましたが、いつまでたっても改善しないため、一度病院へ行くことにしました。そこで偶然にも、足や手に特化した先生がいらっしゃり、日本では稀であるといわれている、この病気を見抜いていただきました。その後しっかりと相談したうえで、手術までしてもらうことになりました。
実際手術をして
最後に、実際手術が終わった後でのことを、書きたいと思います。
本当に、社会生活を中断してまで、害のないものを取り除く必要があるのか。手術はするべきなのか。結論から言うと、私は手術をして正解だったと感じています。
その理由としては、今、術後2年ほど経過していますが、一切痛みや違和感がないからです。ほんとに切ったのかというほどきれいに治っており、あのまま痛みを感じながら、部活を続けていたらと思うと、痛み続けて、部活が楽しめなかったでしょう。
私は、バドミントン部のみでなく、趣味でジョギングなどもしているので、相当足を酷使ししていますが、再発も手術をしたことでの後遺症もないので、若くこの病気が判明した人は、ぜひ手術を受けるべきだと感じます。
せっかくなので、今の足の写真を張っておきます。
まとめ
珍しい病気である爪下外骨腫は、情報が少なく認知されてないことが多いです。
私は、経験者の一人として、この情報が今後同じ病気で苦しむ人の、助けになればなと思い、書かせていただきました。質問などがあればどんどん答えますので、ぜひお願いします。
このような症状が当てはまる方が、いましたら一度病院へ行ってみることをお勧めします。